ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 異世界居酒屋「のぶ」
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さーせん。2つ混同してしまったようで。
異世界ものって、好きじゃないんですわ。
ファンタジーといえば聞こえがいいですが、コミックといえどもリアルさも含んで欲しいワタクシとしては
あまりにもマンガすぎるでしょ、ってかんじで。
でも、こいつはハマりました。
ゲート 12―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり (アルファポリスCOMICS)
- 作者: 柳内たくみ,竿尾悟
- 出版社/メーカー: アルファポリス
- 発売日: 2017/12/01
- メディア: コミック
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自衛隊の装備の描写がステキ。
ファントムなんて、結構ちゃんと書いてくださっている。
ストーリーは、wikiさまによると、原作本があるそうで。
しなりをがしっかりしていないとダメなのは、TVドラマもコミックも同じですわな。
個人的には登場人物が増殖し過ぎると読みにくいと思う次第。ちょっと、多いかな。
ディテイルに対して、どこまで凝るかっていうところが大事なところ。ワタクシ的にはね。
自衛隊関係もそうだし、人間の性格描写に対してのところ、とかね。
まあ、エルフとか魔法使いとか、そっち系は何でもありなんだろうから、ディテイルもへったくれも
ないんでしょうけれど。それでも「そりゃあ、ないでしょ」という反則を何度も繰り返すマンガは、
子供向けのマンガ以下ですわ。学◯の学習漫画に任せましょう。
異世界もので、本当にハマったのはこちら。。。
こちらも、ワタクシの琴線ぶるんぶるんだったわけで。
グルメものに異世界って、なあと思いきや、やるな、ってかんじで。
不思議ちゃんの部分は残しつつ、ちゃあんとグルメ者にまとめているところが上手。
これも原作があるみたいです。お食事が、現実モノなので、グルメ漫画としても逸品。
しかも「これ、できないっしょ」っていう、料理の鉄人レベルの材料は、ほぼ出てきません。
なにしろ居酒屋ですから。でも、板さん、日本料理人からの居酒屋主人なので、ちょっと
完コピは、どうかなあってかんじ。それが良いのですわ。
そうそう。マンガの世界って、ありそでなさそ、が一番なわけで。
昔、なんだったか、手塚治虫先生のマンガだったか、東大生がツッコミを入れたそうで。
「これは、ありえない!」とか。そしたら先生、「あったり前だろ。マンガなんだから。そんなこともわからねーの!」と。ごもっとも。そうです。でも、東大生を本気にさせるほど、ありそでなさそ、になったマンガは
やっぱりステキだと思うのです。他にもガンダムのコクピットのシミュレーションとか、マンガを調べた大学生・大学ゼミなんて、ありましたけどね。ま、とにかく「それっぽ」というのが大事なわけで。
実写版が興ざめなのは、このあたりに理由があるワタクシ、大佐の父、でした。