アレルギっ子に安心 卵を使わない フレンチトースト
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大佐（次男）のアレルゲンのうち、一番怖いのはピーナッツです。
医者からは「食ったら死ぬぞ」とまで言われています。
除去食で、自ら食べることは避けているのですが、
たとえば外食の際、ピーナッツ油で揚げたものを食べてしまったら
アウト、です。実際に、アメリカではそういう事故が起きています。
シャレにならないのが、彼女が「ピーナッツジェリーサンドイッチ」を
食べていて、食後に彼氏に「ちゅう・・・キス」をしたら
彼氏がアナフィラキーショックを起こしたってこと。
いや、これ、まじっす。こわいっす。大佐（次男）には、ほんとうに
言い聞かせています。
「いいか、キスするときはなぁ・・・」
大佐（次男）、呆れていますが。まあ、そうだわな。オヤジから
キス講座って、なんだよ、ってね。
大佐（次男）のアレルゲンで、２つめに危険なのが卵。
卵は、いろいろ使われているので怖いです。ピーナッツ油は「原材料」ではないから
商品の箱などに表記しなくても良いわけで、それに比べると原材料になる卵は
書かれているので発見はしやすいです。
でも、あらゆるところに使われますからねえ。
つなぎ、とか「しっとりさせる」とかね。
以前ご紹介した「マフィン」にしても、卵を使わない方法にたどり着くまで
結構時間がかかっています。
このブログの最大の目的は、同じアレルギっ子を持つご家庭に、
私たちが発見した方法を、ご紹介すること。また、アレルギっ子は
一人じゃないからねと応援したいこと。
話を戻して。。。
ググってみると、卵なしのレシピって、結構あるんです。
でも、製作者様には大変失礼なんですが、マズイのが多いんです。
おお！これは旨いぞ！というレシピになかなかたどり着けない。
海外サイトも含めると、今度は入手できない材料とか。
安全基準値が違うんではなかろうかとか、不安も加わったり。
ある日、ホットドッグと同じように、大佐（次男）がいいました。
「お兄ちゃんが食べている、フレンチトーストって、食べてみたい」
ほう。なるほどね。
我が家は、以前ご紹介したようにホームベーカリーは
早くから導入しておりまして。食パンは焼いております。
これまた、レシピはいろいろ研究を重ねましたわ。それはまた後日ね。
でもって、この焼いたパンなんですが、そのまま食べるのが好きだった
大佐（次男）が「フレンチトースト」などという「こ洒落た」
食い物をたべたいと。はん！じゃあ、やってやりましょう。。。
研究は、数年かかりました。（笑
まじで。いやあ、前述の通り、いろいろあるんですが、どうも
旨い！といってもらえず。アムロ（長男）の味覚センサーは
いったら合格なんですが、どうしても「旨い！」と
いってもらえず。
でもって、たどり着いたのが、このレシピ
＜材料＞
食パン・・・アレルギーがある場合は、十分注意して。アレルギっ子にあわせた
食パンなどご用意ください。
豆乳・・・これも大豆アレルギーのない場合です。ライスミルクや
アーモンドミルクなどでも良いかと。
以上。
は？これ、レシピっすか？さーせん。でも、結局、これがまともでした。
甘みの少ない豆乳だったら砂糖を加えたりしますが、メープルシロップなど
かける場合は、普通に普段飲んでいる豆乳でＯＫです。
これ、大事。
普段口にしているものの組み合わせが一番安心。
メープルシロップとか、バニラエッセンスとか、初めて口にする場合は
必ずお医者さまと相談してくださいね。
大佐（次男）の場合は、バニラエッセンスもメープルシロップも
アレルギー反応なしだったので、いつも同じブランドを使っています。
食パンを豆乳に浸して焼いて終了。生焼けっぽく仕上げるのがコツです。
焼きすぎると普通のトーストになりますので、そこは練習が必要かと。
火力、フライパンの大きさ、浸し具合によって焼き時間が違うので
何度か練習してください。
粉を入れてみたり、エッグリプレイサーを使ってみたり
豆腐を使ってみたりしたんだけど、結局忙しい朝であれば
簡単が一番だし、余計なものを入れないなら、安心だし。
焼くときの油は、お好みで。いつも使っている油で。
今日はオリーブオイルを少しひきました。
テフロンのフライパンであれば、油をひかずに焼きます。
見た目、それっぽいでしょ？
ぐじゅっと焼きあがれば、味もそれなり。
アムロ（長男）も旨いと食べてくれます。
いつもお読みいただいている皆様。
ありがとうございます。また星をいただいちゃいました。ありがとう！
では、また。
大佐の父
