手抜きのエビチリ 素材の旨さと安全性

アレルギっ子の場合、美味しさと安全性のバランスを

とることが、厳しくなることもあります。旨いけど

安全とはいいがたい。例えばここの所登場する言葉

「香辛料」「スパイス」という原材料名。怖いっす。

何が入っているか、わからないから。でも、究極、

素材って、みんな危険といえば危険です。取れた

産地で汚染があったら？なんてね。やれ「発がん性物質」だ

「残留放射能」だ、ってね。いまはグーグル先生も

あるしｗｉｋｉ先生もあるから、簡単に調べちゃう。

そして、怖いのは「それがすべて事実だと思っちゃう」

ってこと。ネット情報にしても、完全かどうか、

わからない。もっと大事なのは「我が子には？」

という視点。一般的にはそうだけど、我が子に当てはまる

のかどうかということがもっとも重要。

野菜嫌いって、古今東西、親の悩みのひとつだったり

しますよね。これも、アムロ（長男）でわかった

「我が家の基準」なんですが、旨いものは食べるんです。

安売りしているものは、食べてくれなかった。（泣

子供の舌だからと誤魔化すものが多いですが、実は

子供の舌のほうが繊細だったり、未経験ゆえの

直球勝負だったりするわけで。

早い年齢から、「これは旨いな」というものを口に

することは、基準値作りの大事なポイントになったりするわけです。

ただ、これも「逆も真なり」ってことで、例えばジャンクな

味になれていたほうが、巷にあふれるモノを食べやすい

ってこともあるわけで。エンゲル係数をあげることが

不可能ならば、安物買いするしかない。がまんして食べる

しかないわけです。だったら、美味しく食べるほうが

精神的には幸せかもしれませんからね。

こうなると、アレルギっ子は、旨さと安全の掛け算バランスを

上手にしなきゃいけないわけです。これがおうちごとに

バランスがいろいろ。

ということで、今回の材料も、アレルギっ子が多い

甲殻類です。エビです。これはアムロ（長男）のリクエスト

だったので。

材料・・・２人分くらい。欠食児童により量は要調整（笑

エビ・・・３００ｇ

ニンニク・・・１かけ

しょうが・・・半かけ

ねぎ・・大さじ１

砂糖・・おおさじ２弱

ケチャップ・・・大さじ３

醤油・・・大さじ半分

酒・・・小さじ２

塩・・。小さじ半弱

片栗粉・・・小さじ１

鶏がらスープ・・・５０ｃｃ

最近のエビはねえ。塩素くさいんですよねえ。

だから、つりたてとか、市場で手に入れたってやつを

本当は使いたいけどね。そんなの、ないものね。

まあ、酒で匂いを消したり、いろいろです。

中華の大事な点は、一気に作ること。

砂糖以下の材料はあわせておき、ニンニクなど切っておく。

エビの下準備はいろいろ。うちは、卵が使えないので

ブリブリは狙いません。湯通しするくらいかな。

背綿もシッポもとっちゃいます。

いろいろご意見ありますが、まあ、その程度のものですので。

でもって、大事なのがケチャップ。

安全な、しかも大佐（次男）が好むケチャップで作ります。

ソースだけは好きな味なので、ご飯にかけて食っとります。（笑

ごま油などでニンニクとしょうがをいため、

湯通ししておいたエビを投入。

ソースを絡めて、終了。

辛いのが大丈夫で、材料的にもアレルギっ子ＯＫなら

ニンニクと一緒に辛いもの（豆板醤とか）を入れたらいいけど、

うちは入れません。アムロ（長男）が、そのときの気分で

ラー油をかけたりするだけ。テーブルで個人個人やれば

みんなで食卓を囲むことが可能です。

大事なことは、ここ。

アレルギっ子だけ、テーブルが違うとか、

食べているものが違うってことを、無くしたいんです。

せめてうちの中ではね。だからアムロ（長男）の味覚も

大事な要素。アムロ（長男）が旨いと食べてくれたら

大佐（次男）にも、たいていは大丈夫だから。

大佐（次男）は生姜が大好きで、そうとう辛いところまで

大丈夫なんです。しかもジンジャーハイパーなる、生姜によって

決行が良くなるのか、そうとうゴキゲンになったりします。

この甘目のソースでどんぶり飯２杯です。

箸休めに「トマトとセロリとわかめ」の酢の物サラダちっく

みたいなもの、つくりましたが、人気無かったっす。（泣

ま、アムロ（長男）が完食しているのでマズイって

ことじゃないとは思いますが。。。

こだわりの料理は旨いです。

安全なものがマズイってことを、少しでも減らしたい。

食卓が家族全員で笑顔になりたい。

ワタクシ、それだけを考えております。（笑

でわ。

大佐の父、でした。