大佐とアムロの父の徒然日記

食物アレルギーを持つ息子の食事。その他、趣味についての徒然日記。

エリア88

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最近のパターンですが、マンガ感想とお料理系が交互になっている気がします。

無意識なんですけどね。

なんか、意識的にみられちゃうかもしれません。

狙ってはいないのですが。。。

 

 

いい歳こいた大人が、マンガを読むなんて。。。

その落とし穴にはまったのが、これ、です。

同僚が1巻をもってきたんです。「これ、知ってます?」と。

そりゃあ、知っておりますがな。

懐かしくて、ひゃーものでしたわ。

個人的には新谷先生ものは「ふたり鷹」よりも「ファントム無頼」と

この「エリア88」がベストっすね。

車ものも、新谷ワールドになっていて

「ガッデム」「NAVI」なんて、ラリーものですわ。

ラリーって、マイナーなのにね。よくもまあ、マンガになさる。

 

話はもどって、エリア。

改めて読み直すと、すごい世界ですわなあ。

飛行機にあこがれる少年から、傭兵へ。地上部隊やら内乱やら。

前にも書きましたが、個人的には「まるっこい作画」があまり好きじゃない。

手塚先生のタッチとか。新谷ワールドも、ちょっと間違えると

そっちへいってしまう。でも、奥様の影響なのか、少女マンガタッチが

入り込んでいるのか、微妙なところで止まっているかんじがするのは

私だけ?たぶん、メカニカルなところがあるせい?

いや、手塚先生のタッチも微妙な私は松本零士先生のタッチも

あまり好みじゃあない私としては、なぜ新谷先生は大丈夫なのか

わかりません。

 

往年の名機が登場するのはうれしいですねえ。

人物名はコテコテですが、機種の使い方というか、旅客機と戦闘機の

違いとか、微妙なところでディテールへのこだわりがあったりします。

 

ラストシーンに対して風間真も死んじゃう予定だったのが

ファンからの「お願い!殺さないで!」というお手紙で、

シナリオを書き換えたという有名な話があったりします。

それくらい、みんな殺しちゃいます。はい、そりゃあ、みんな。

戦争だからってことみたいですが、このあたりは容赦なく。

そこがいいのかなあ。「をいをい」というマンガさ、が無いというか。

勧善懲悪でもないし、どんだけ強いんだ的なマンガ道もなかったり。

 

カナードなんて言葉、このマンガで知りました。

昔読んでいたものが、復刻版とか、コレクターズ版で手に入るって

とても幸せなことですよね。